京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

にらめっこ奏法

 数ヶ月前にきた三本調子の笛だが、一音を長く吹く練習をするだけで肺がヘトヘトになる。七本調子や六本調子と同じ、しの笛とは思えない。調子が違うだけやのうて、別の楽器とちゃうか?と思ってしまうほど、唇の形状や必要な息の量まで全然違う。今日やっと、三本の場合は思いっきり左右に唇を引っ張る方が出易い、、かも、と気づいた。特に低い音ほど、今までこんな顔したことない、というような顔というか表情というか唇の形にして吹かないと、息が音に変わって出てくれない。それにしても、唇を思いっきり引っ張ると眉間にも力が入って、なぜか寄り目がちになってしまう。自分の顔を鏡で見ながら吹いたら笑えてくるので、お蔭で三本の稽古も少しは面白がってできるようになってきた。セルフにらめっこ状態である。