京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

借金についての余計な詮索

 それにしても、今回初めてミックス犬を診てもらった、近所に2年前位にできた動物病院の獣医さんが、シュッとした爽やかな若者なのには、驚いた。イマドキの大学生に毛が生えたほどにしか見えない。いや、「髭、生えますか?」と質問したいくらい、色白でつるつるの御顔で、背もスラッと高く、比べるのもナンだが、これまでお世話になっていた(多分、同年代の)獣医さんや、わたくしがイメージするところの獣医像(むさ苦しいタイプ)とは全く正反対の、見目麗しき御姿なのだ。一瞬、入る店間違えたか?と思ったほど、水も滴るいい男。しかしここまで若いと、最近はどんな坊ンでも自分の息子のように思えるからか、トキメクよりも、この若さでこんな最新設備を揃えた病院の院長とは、、さぞかし莫大な借金を背負ったやろう、返せるか?頑張りや、と、心の中で一方的に声援を送った。しかしよくよく考えてみると、この若さだからこそ、借金も可能なのだ。将来有望な証拠、出世払いが見込めるということだ。素晴らしき未来だ!と、勝手に盛り上がっていたのはわたくしだけで、当の麗しき獣医さんからは全然金の匂いがせず、余計な検査や薬や犬の日用品を勧められることもなく、予想よりも安価な金額の診療と薬代を、サクッと涼しい顔で請求されただけで、安心した。意外と借金は無いのかもしれない。