京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

和楽器から国際楽器へ〜琴と尺八の魅力にふれる〜(大谷大学課外教育行事)

 お琴と尺八の演奏を聴きに行った。どの曲も演奏も素敵だった〜。音の響き、振動が心身にたいへん心地よい。特に初めて聴いた、大学尺八部による尺八のみ6人での合奏「扇」は迫力があった。ほか各地の民謡や「泉」や「風舞」「春の海」など、日本の四季や風景が目に浮かぶような曲ばかりで、ぜひしの笛でも吹いてみたいと思った。早速ネットで楽譜を探してみたら、しの笛の数字譜とは全然違って、ツレとかウとかヽとか引出とか〜とか乙とかウワとかハロなど、多分、唱歌?の譜しかみつからず、さっぱり判別不能。古文書状態である。しかしこれも法則を学べば誰でも解読できるはず。なにせ、琴も尺八も今や和楽器のみならず国際楽器でもあるのだから。実際、今日の尺八のソロ奏者は、日本語の解説も少々あやうい、アメリカ人の教授だった。「花笠踊り」を吹きながらの合いの手も「choina, choina 〜」と、もろ英語の発音でたいそう面白かった。思わず手拍子打って、一緒に口ずさみそうになってしもた。