京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

中年デビュー

 公園デビューに続き、本日、地下鉄デビューも果たした。
 パリのメトロをマネしたのか、交通局が企画しているサブウェイ・パフォーマー事業に今年度から参加し始めた。念の為何をするのか説明すると、地下鉄のホーム脇(御池)や改札口付近(市役所)で、しの笛を吹くというパフォーマンスをするのである。それにしてもまさか、自分が公衆の面前で、しかも地下に潜って、パフォーマンスとやらをするとは夢にも思わなかったが、自ら進んでオーディションを受けに行ったのは事実である。さらにまさかまさか、自分が生きている間にオーディションとやらを受けるとは露とも思っていなかったが、まぁ、そのオーディションとは、大きな声では言えないが、受けたら受かるという類の審査だと思われたのだ。しかし審査会場に入ったら、まるで就職の採用面接かのようにスーツ姿の審査員が6,7名ずらっと並んでいて、意外性を感じ、侮っていた自分を悔やんだ。まぁそんなこんなで、今日初めて昼間30分間だけ、パフォーマンスと呼ぶには程遠い、地味な吹奏をしたわけである。