京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

百日紅

 サルスベリ。名のごとく、猿が登ろうとしてもツルツルすべって登れないほど、幹の表面がツルツル。ゆえに、京都の古い家の玄関先や前庭に、泥棒よけとして植えられていることが多い。
 例年、トロピカル風?のサルスベリが咲いている間は、まだまだ夏の陽射しを浴びていたように思うが、今年はもう秋の空。鮮やかなピンクが全然映えず少々物足りないが、ノースリーブを着て歩くにはこの程度の陽射しが適当だ。新涼の候、身も心も冷静さを取り戻してきた。