京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

燃えるタイプ?

 やっと六斎念仏の囃子曲の暗譜から解放された、いや、暗譜完了したわけではなくて、今年の上演が終わって落ち着いてきたやれやれ、と思ったら、次は江戸囃子が待ち受けていた。それも「唐楽」という曲目で、な、な、なんと、能管を使う。能管のなにがややこしいかというと、わたくしの場合は、まず笛の持ち方から変える必要がある、という点。わたくしの持ち方は、いわゆる筆持ちで、篠笛の場合は軽いから筆持ちでも特に不都合は感じないのだが、能管は管の頭が重いので、筆持ちではぐらぐらして管をしっかり唇につけることができないのだ。オゥ、ノゥ!思わず英語が出てしまうほど、混乱しそう。でも、この手の面倒くささに応じていくのは、ちょっとワクワクする。意外と障がいがあったほうが燃えるタイプなのかしらん。うふふ。