2014-09-09 十六夜 自然 妙に上に気配を感じて見上げたら、 青龍が白い腹を見せていた。 何してんの? お使い? 細かく白い波を残して、静かに 静かに流れてゆく。 それにしても何かに呼ばれているような感じが消えない。 どこかへ還りたくなるような。 ああ、十六夜、か。 龍が迎えにきてくれたんか。 ほな、お任せして、ちょっと還らしてもらいます。