京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

みんなちがって みんないい

  

 恒例になった平安楽市(手作り市)でのBGM演奏。爽やかな秋空の下で、気持ちよく吹けた。しかし後続のアイリッシュ音楽の爽快さに比べると、しの笛はどうも深刻な演奏になりがちなのだが、それは選曲によるのかしら?「月の沙漠」とか「小さい秋みつけた」などを演奏したもので。場所柄、買い物客には海外の人も多いので、和楽器や日本文化の一端の紹介にでもなれば、まぁよし。
 個人的には、若いアイリッシュバンドの人たちに、アイリッシュ木管フルートを吹かせてもらい、まろやかな音が出て嬉しかった。それにその笛は、管の頭15センチほどが伸び縮みしたり、内外に回ったりして、それで音程を変える、ということを生まれて初めて知った。面白い!しかしまぁそれはそれとして、わたくしが吹いている、竹に穴を開けただけの、古典調の日本の笛がもつ、みんな違ってみんないい(金子みすず)っぽい音や音階についても、深刻にならない程度に説明しておいた。