京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

運転免許更新講習

 5年ぶりに運転免許の更新をした。手続きの進み具合によって幸いというか不幸にもというか、最後に受ける講習会の座席が最前列、しかも講師の真ん前の席を割り当てられた。講師はひじょうにパワフルなおっちゃんで、京都府でおきた交通事故の件数や事故原因などについて、大声でアクション豊かに説明し「最後に私からドライバーの皆さんへ、交通事故を起こさないためにお願いがあります。どんなお願いか分かりますか?」と、目の前で一応受講はしているが、30年間ペーパードライバーのわたくしに尋ねてくる。そんなん知らんがなと思ったが、あまりに押しが強いので思わず普段考えている通りに「車に乗らない事」と返答した。すると、なぜか妙にウケていたが、その答えはハズレ。というより身も蓋も無い答えであったようだ。件の講師のお願いは「運転中、停止線では必ず停まる」だった。停まるという行為をすることで、事故の大きな一因となっている、あせり(急ぐ)やイライラの気持ちも一旦停止することができるから、とのことです。