京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

「小さな幸せ46こ」よしもとばなな著

小さな幸せ46こ 昼によく行く小さいスーパーのSALEコーナーに、空豆を炒って塩をふった豆菓子が半額になっていたので、買う事にしてレジに持っていった。するとレジ担当のおねえさんがこの空豆の袋の後ろを確認して言うには「すみません。これ、昨日で賞味期限が切れてるので売れません。」と。わたくしはためらいなく「腐ってへんからどうもないです。買うし。」と応じたのだが「いや、売ったらアカンのです。」と。そのおねえさんは顔見知りだったので「えー、腐らへん、て!」とちょっと粘ってみると、「・・・まぁ、売るわけにはいかへんし」とつぶやきつつ、レジを通さずそっと渡してくれはった。いわゆるおまけ、してくれはった。小売店が少なくなった今、そしてポイントたらなんたらかんたらに誤魔化されている昨今、久々に正統派のおまけをしてもらえて、結構な充実感を味わった。サンキウ。以上が、最近のわたくしの小さな幸せ1こ。こみち著