京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

音の涼

 ここ2,3日、夕方になると雷がなるので、ゴンタさんは散歩を拒否している。玄関へ誘いに行っても、自分の部屋にもぐり込んで顔も見せない。フラれたような気分を味わいつつ少しでも涼を求めて緑のこみちを選んで歩く。クマゼミの声に、ツクツクボーシとカナカナの声も混ざり始めた。耳からの涼。
 夜は室内に居ても、外からドンドンパラパラ、ドドーンと打ち上げ花火の音が長く響いていた。結構暑苦しいほど近くに聞こえたので、宝ヶ池の国際会議場のイベントかなと思っていたが、朝刊で琵琶湖の花火大会だった事を知った。東山連峰を越えてもあれほど大きな音が聞こえるとは、花火ってすごい威力やな。