京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

仏手柑

 お正月飾りに、恒例の仏手柑。
 仏さんの手と名のつく、この独特の形状にしげしげと見入ってしまう。
 また柑橘系の爽やかな香りと甘やかな香りが混ざり、それが熟して腐りかけ一歩手前のような芳香にうっとり。
 お正月に千枚漬けを食べて、あれ?魚臭が?と思ったら、その千枚漬けは魚屋さんからの戴き物だった、というほどの嗅覚自慢(わたくし、鼻が利く)が絶賛する香り。水仙、蝋梅、仏手柑、と黄色はええ匂いだという法則を観ている。
 寺町通りに、なんと、仏手柑の鉢植えが!立派に育った仏さんの手が4つも生っている。なぜか興奮せずにはいられない。