京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

遠き山に陽は落ちて

 日が長くなって、帰宅時に夕陽が拝める季節になってきた。
 ♪ターララー ターララー ターララーララー♪(ドボルザーク「新世界」)の音楽は、遠い昔、小学校の帰宅時間を知らせる校内放送で流れていた。小6当時、わたくしは放送部員だったので、この音楽をBGMに「皆すぁん、今日一日ぃ、楽しいぃ、学校生活がぁ送れましたか?・・略・・またぁ、烏丸通りの工事にはぁ、十分気をつけて帰りましょう〜」と、独特かつ伝統?のイントネイションをつけて、のんびりまったりとアナウンスをしていた。のどかだった。丁度、市電が廃線となり地下鉄烏丸線の工事が始まった時で、多くの児童の通学路である烏丸通りは結構ワヤワヤしていたので、それがアナウンスの内容に反映されている。懐かしいワ。ちなみに、校内放送室発信の校内テレビ放送が開始されたのは、わたくしが小6の時。初の校内テレビ放映の栄えあるアナウンサー第一号の友人は、現在、フリーのアナウンス業に就いて、、、いたら面白いのだが、そうそううまい話は無い。でも今は神官さんになっているので、神社のお祭りの時などには、境内に彼女の京風アナウンスが響いている。