京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 山唄

 篠笛の稽古では「山唄」も吹くのだが、まず歌を何度も歌う必要がある。この山唄というのが、曲者(クセモノ)である。山唄と聞いて、パッとあ、あの曲ね、と思い当たる歌を挙げられる人が、このブログを読んでくれている人の中に何人居るだろう。わたくしは笛を始めるまで山唄なんて一曲も知らなかった。聴いたこともなかった。例えば「南部牛追い唄」=牛を追うための唄・・・歌詞や拍子の想像もさえもつかない。案の定、楽譜に書いている歌詞は「いなかな〜れど〜もさぁ〜 はぁ〜ああ〜ああ〜〜いぇえええ〜〜〜」歌詞も拍子もあってないようなものなのだ。これを何度も歌っていたら、練習すればするほど音痴が加速していくような気がする・・・。どーしたらいいんだろう。