京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 篠笛発表会

 昨日は、篠笛教室の秋の発表会。わたくしはあいにく出張明けで全然練習ができていないので、裏方(舞台への出入り口のふすまの開け閉め係)として参加した。
 発表者は稽古歴5,6年の、当教室ではベテランのお歴々。皆さんわたくしより年上で、男性に至ってはほとんどが定年後に稽古を始められた模様。本番では緊張からか、ガチガチで多分普段の稽古の5割方の音しか出ていないと思われる。脇で拝聴しつつも、バタ、と倒れはらへんか?と心配になったほどだ。
 にもかかわらず、積極的に舞台に立とうとされるその心意気に、今回大いに感動した。偉いなぁ〜。少々ヘタクソでも人前で吹くことを積み重ねて、徐々に技術も上がるし度胸もついてくるのだ。なんせ入場無料の「発表会」であって、プロがお金とって演奏するライブではないんやから、この上達のチャンスをつかまない手はない。発表の恥はかき捨てである。そう考えると、仕事で練習ができてないから発表しない、なんて言い訳にしか過ぎないということを思い知らされた。
 次回、春の発表会はなんと大津の「能舞台」で開催されるそうだ。以前、師匠の師匠が演奏会をされた会場だ。これを上達のチャンスととれるか否か、、、他人からは、割りと物怖じせぇへんな、などという評価を受けるわたくしだが、、、実は、ビ、ビビるし〜。