京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

継続は力なり

 前回の稽古では、笛友の演奏もじっくり聴かせてもらった。友は笛を始めてまだ1年にも満たないと思うが、2ヶ月ぶりに演奏を聴くと、ちゃんと『江戸子守唄』『木曽節』を吹いているということが判る演奏になるまでに上達していた。尋ねるとやはり「ここ数ヶ月間は、毎日吹いていた」とのこと。毎日のちょっとした背伸び体操しかり、姿勢を正すことしかり、笛でも「継続は力なり」を実感した。同じく何歳から始めても、進度のペースはさておき「上達する」ということも、まざまざと拝聴した。他人の行いに学んだこと。
 そういえば、わたくしも当初、ピーと音が出るまで3時間もかかった!出る人は、3分で出してはるけど!ちなみに音が出るまで3時間かかったわたくしでも、2年半の稽古で『荒城の月』を二重奏するにまで至った。やはり継続は力なり、なり。