京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

稽古あるのみ

 常は七本調子の笛を吹いているのだが、前回の稽古で初めて三本調子と八本調子の笛を吹いた。出る音の高さが違うので、笛の長さも違い、当然指で押さえる穴のピッチも違う。三本は、小指の穴が遠くて届かないほど。この穴をふさぐのに必死になり、今まで意識していた唇を絞るということがすっかりお留守になってしまった。一つに集中したら、他のことを忘れる。。。うーん。できたつもりになっていたが、唇を絞るという動作はまだ「身についた」とは言えないのだな。
 身につくまでするのが稽古である。