見知らぬ、人?
昼休みに熊野神社前の交差点で信号待ちをしていたら、後ろから来た見知らぬ小柄な高齢の女性が、わたくしが背負っていた黄色のウエストリュックを褒めてくれた。
「まぁ、素敵なカバンね。よく似合ってるわね!」と!
ありがとう!思わず、スキップして信号渡ったワ!
それにしてもそのおばあちゃんの顔がものすごく綺麗で、ハッとした。表情が美しいというのか、顔面にピカーと光が射していた。目の中にキラキラ星があった。姿勢もピシ、としていて声がよく通る。3秒くらいみとれてしまった。もしかしたら彼女はこの世の人ではないかもしれない。さしずめ、里山に咲く樹齢200年くらいの白梅の精霊とか、そんな印象。自然と、褒めてもらったリュックをお供えしたくなるほど。