京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

化粧に関する履歴[若年]

 これを機に、個体(わたくし)の化粧に関する履歴をメモっておく。
 まず当然、学生時代(-22歳)はスッピンだった。化粧水などもつけた記憶が、無い。
 高校時代の山での合宿中に限っては、全身どこも洗った覚えが、無い。渓流で水を汲む時に、ついでに顔を濡らした程度か。この頃からまさに負け犬どころか、野良犬状態である。大学時代はさすがにお風呂には毎日入っていたが、日常はもちろん、就職面接や卒業式でさえも化粧はしていなかった。そもそも化粧品にお金を使うというアタマもなかったし、資金もなかったし、そんな常識は社会的にもまだ確立していなかった。就職してからも職務が体育系でジャージ通勤だったこともあり、化粧は要らない。
 転機は、オトコ、だ。えげつない言い方だが、確かに、オトコの影響、だ。うら若き頃仲良くしていたオトコが、誕生日かなにかの折に、口紅をくれたのだ。そうくると、せめてヤツと遊ぶ時くらいは、塗っていかないわけにはいかない。思い起こせば、そのオトコは女性をじゅっぱ一からげに考え、なおかつ女性に幻想を抱いている単純なヤツだった。お互いまだまだカワイイもんだった(回想部分)。とにかく、これがわたくしの初化粧、だと思う。
 また、職場の先輩に連れられて、機械を使って肌の奥の画像診断か何かをしにでかけ「まだ表面には出てないけど、部分的に肌の奥に油が溜まってますよ。それに部分的には乾燥していますね」とかなんとか説明(脅迫)をされて以来、基礎化粧品を毎日使い出したような気がする。最初に使ったのはipsaだった。診断及び脅迫されたのはipsaではない。