京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

父の過剰おみやげ

 父は、戦争直後(子どもの頃)に食べた、ハーシーのチョコが、チョコの中では一番おいしいと思っている。某日、下鴨の某スーパーで久しぶりに見つけたらしく、ミルク味のキスチョコを一袋買ってきた。家族4人で分け合っておいしくいただき、いたく機嫌よかった。
 後日、また「ハーシー、買うてきたで〜!」とアピールしながら出したチョコは、、、ミルク、ホワイト、ビター、アーモンド入り、クッキー入りとスーパーにあった全種類!
 ・・・「ウチ、何人家族や、思てんの?」「一人、一袋を義務づける気か?」「太る」「飽きた」「溶ける」「戦後60年以上経ってる」「チョコの会社は他にもある」など、クールなAB型の女性陣にシレっと切られ、気の毒に、凹んでいた。しかし、ここで褒めてエスカレートされると、困るのは家族だ。
 それにしても、加減、ちゅうもんがわからんのやろか?家族を喜ばせようという意気込みはわかるが、おみやげものを買う時には、頭を冷やしてもらいたい。
 ちなみにどこかできいたフレーズ「よかれ、と思ってやったことに、よかった試しはない」