銀世界
一夜明けて、元旦の朝も銀世界。
新年明けましておめでとうございます。
出雲路橋から白大文字を眺む。
雲間から漏れ出る太陽光に、久方ぶりに雪目になりそう。
それにしても銀世界の中でホットな光を浴びると、生きててよかった、ありがたや〜としみじみ思う。
別にここで遭難しかけたわけではないけど、なんとなく生きる力が補給されるような感覚。
蓼倉橋から北山(法の字)を眺む。
雪が降ると、高校時代に初めて雪上にテントを張って、シュラフの中で寝た時のことを思い出す。
いや、寒過ぎて全然寝られへんかったし。実際あの場で本格的に眠り込んだら、凍死していたかもしれない。危機一髪だったと思う。しかしその時に、ウール物を足に巻きつけて寝ると比較的温かいということを学んだので、今も自室でその経験を活かしている。おかげさまで、湯たんぽ要らずである。少々貧乏くさいことは否めないが。
そんなこんなで、新年早々寒い話になったが、今年も清く正しく(正直に)美しく、地道にいこう。