京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 学芸会[小学校中学年]

 小学校1,2年は美術専攻、3,4年は音楽専攻の担任の先生(女性)の影響は大きいようだ。学芸会で発表した劇中の挿入歌も、クラスの児童たちからの公募で作詞作曲された。歌詞は♪太陽水星金星地球 みんなぼくらの仲間だよ さぁさみんなで歌おうよ 大きな声で歌おうよ・・チョキチョキチョキチョキ ぼくらはカニ星人♪[rakuten:abashiri:10000035:image:small]そう、わたしたちはカニ星雲からやって来たカニ星人に扮していたのである。
 この歌詞か曲かどちらかは、常々男子からは「サワガニ〜」というアダナで呼ばれていたサワカワクン作だった。当時、サワガニがカニ星人の歌を上手く作ったことで、クラスの話題になったのでよく覚えている。わたくしは彼のことを「カニサン〜」と呼んでわりかし仲が良く、数名の友だちと一緒に御所で遊んでいる写真が残っている。
 彼に関しては後日談がある。時を経て社会人になってから、某新聞の話題の人を紹介する欄に、彼が堂々と氏名、肩書き、にこやかな全身写真入りでインタビューを受けていたのだ。5*7センチ枠くらいの大きな記事だった。内容は、「彼が若くして某省庁から某県警所長として異例の出向をした(説明)頑張って働きます(彼談)」というもの。この記事をみてわたくしはすぐに「これ、カニサンや!」と解かり、勢いで上記のような思い出をハガキに書いて、覚えていますか?と彼の勤務先へ郵送した。でも返事はなかった。わたくしの住所は小学校の頃から変わってないのにさ。