京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

東京の親切

 急遽、仕事上の必要が出てきて、畑部を休んで東京へ。
 町なかにこんなん、いました〜!って、別にこれを見にいったわけではないで。


 ところで、東京の人は冷たいという風評を聞くが、わたくしはたまに親切を受けることがある。今日も東京駅の構内で、大勢の人の流れに乗って歩いていると、後ろから「すみません〜」と女性に声をかけられた。ナンパではないことは明らかである。「あのー、背中のボタンが開いてますよ、閉めてあげましょうか?カバンの紐が当たって開いたんでしょうね」とその親切な女性は、ボタンが開いた理由まで考慮してくれて、なかなか申し出にくい親切を申し出てくれた。この手の親切は遠慮なくありがたく受けることにしているので、「はい、お願いします。助かりました〜。ありがとうございます〜」とお互いニコニコし合って別れた。開いていたとはいえ、後ろボタンのワンピースを着て行ってよかったとさえ思うような、心温まる一期一会だった。


 ところで、日本橋にも「室町」があった。京都のマネしはったんかな。いや、別に東京に張り合うてるわけちゃうけど。