京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

春雷

 ちょうど春の嵐の前後に出勤と帰りが重なり、無事だった。
 ひょうと春雷の後、空気が一変した夕方の鴨川。
 人間が自然環境にあんまりにも負荷をかけ過ぎるから、歪みやたわみが元に戻る時に、経験したことのないような激しいエネルギーが必要なのかもしれない。
 風に舞い踊る、本満寺さんのしだれ桜。
 いかなる環境の中でも、ふわふわーっと柔らかく、強く、立っている。