京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

続・古武術講習会受講記

 甲野先生の上半身は、脱いだらスゴイんです状態の肉体だった。贅肉がなく、肩がすっと落ちていて、筋肉がしなやかそう。受講生が取り囲む中、次々繰り出される動きや身体の使い方を見ているだけでは我慢できなくなって、思わず近寄り「お尻、さわってもいいですか?」と申し出てしまった。「いいですよ」と即答だった。このお互いに躊躇の無い間合いもよかった。この技は骨盤の向きが重要ポイントゆえにお尻をさわらなようわからんというだけで、わたくしが変態というわけではないことを瞬時に体感されたのだと思う。まさに甲野先生の場合は、身体で正しい答えを探しているのであろう。しきりと「よくわからないんだけど・・・(説明はできない)」と仰っていた。