京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

自然ぽわーん奏法

 うう、、。上唇の力をぽわーんと抜こうと意識すると余計力んで、今度は下唇がお留守になる。逆、逆。下唇に意識を置いてピントを合わせにいき、上唇は息の風に吹かれるがままに、自然にぽわーん、である。そういわれてみれば、先生が演奏する時に耳が動くのは、下唇のみならず下顎全体からピントを合わせにいっているからなのだな。ということは、見た目にわかるほど下顎を動かすという実験をしてみてもよいかもしれない。今まで無意識に顎をがっちり固定していた場合は、最初は無理矢理動かす感じがして顎が痛くなるかもしれんけど。それにしても、この上唇ぽわーんと下顎でピントがうまくかみ合うと、拍子抜けするくらい力感が無くなって楽になる。これが無意識にコンスタントにできるようになることが、技術が身につく、ということなのだろうな、きっと。そしてこのかみ合わせが合うポイントを、もっと自由に広げることができるはず。