京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

選曲

 人がよく知っている唱歌や童謡などのやさしい曲を演奏するのは、意外と難しい仕事である。なぜなら、人がよく知っている曲だけに、間違えると聞いている人にはバレバレで、やたらとそこだけが目立つから。それも笛一本で主旋律だけを吹くとなると、言い方は悪いが、ごまかしが効かない。これに気づくと結構追い詰められた気持ちになるので、あまり考えないようにして選曲している。やっぱり聞いたことのある曲とか懐かしい曲が耳に入ってきた方が、思わずふんふんふーんと鼻歌が出るだろうから。