京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

使い回し


 どこもかしこも、6月。

 町なかのこじゃれた雑貨屋さんで、そばに居た若い男の販売員さんに、陳列してあったスタイリッシュで完全防水のビニール製のカバンについて質問した。新品として売られている様子なのに、このビニールがかなり使い込んだ感じの触感と所々に汚れがあるので。
こみち「この素材は何ですか?何かの製品の使い回し?」
男性店員「いいえ、これはこういう“デザイン”で、海外で荷物を運ぶトラックの幌(ほろ)として使われていたビニールのリサイクルです。」
こみち〔・・・それを使い回し、と言うんや。誰が英訳せぇ、言うた?〕と意見しようかと思ったが、どうせよその子ぉやし、実は買う気もなかったので、へー、そう、とだけ応えて知らん顔しておいた。
 しかし帰宅後、妙に気になったので検索してみたら、こういうパターンは「リユース」というようだ。勉強になった。