京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

『「筋肉」よりも「骨」を使え!』

「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書) 甲野善紀、松村卓対談
 笛のグループレッスンの始めに中高年のための準備体操をやっているのだが、この本の中に紹介されている方法をクラスメイトにもぜひ試してもらおう、と思った。いくつか自分でやってみて、管(笛)と頭蓋骨と鎖骨が響き合うのを一瞬だけだが体感したから。頭蓋骨を頚椎を通して鎖骨の上に乗せる感覚をもって吹くと、音が上ずらずに安定する感じがする。いわゆるアガル感じとか必要以上にハリキル感じも薄れて、気持ちも落ち着く。これが大勢の他人が聴いていても再現できるかどうか、次回の稽古の時にやってみよう。「骨」=「コツ」をつかむ、か。言葉ともうまいこと繋がっているなぁ。