京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

波と流れ

 雲の波と山の波、波、波
 冷たい波の重なりと連なりの間に沈潜して、静かにしていよう。
 自分の息が小さな泡になって昇っていく。
 あ、こんなに安定した呼吸なら、大丈夫。
 けして流されない。いや、逆や。流れに身をまかせる。體(からだ)が知らせてくれる。最も身近な自然=體が、雲と山の波と呼応し合っている。