京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

「この日の学校:一人一道」

 幹を同じくしているが、小枝ごとに紅、白と色をかえる桃、かしら?
 これぞ一枝一色 
 森田真生さん(独立数学研究者)と甲野善紀さん古武術研究家)を講師にした「この日の学校」受講。
 森田さんの話は、ミシマガジン4月1日の記事の内容と『考える人』2015年春号のヨーロッパ数学探訪記事の内容を含んで。甲野先生の話は、3月13日ミシマ社発行『今までにない職業をつくる』の内容を含んで、だと思う。実は未だ読んでないけど今日の講義題目から予測した。印象深かったのは、どれほど人工知能が発達してその学習能力が高くなっても、コンピュータは自ら?間違える事ができないが、人間は間違える事ができる、間違いや失敗を繰り返し、それをどうにかこうにかしていくことを積み重ねて真理を探究していく、という話。何かのためになったり役に立ったりカネになったり意味がなかったり食べていけそうにないとしても、自分が納得したり、わかった時の喜びをたまーに感じたりしながら。それは生活のために道を追うのではなくて、道のために生きていくということ。それと、自由についての考察。