京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

こんぺいとう皿

 この紫陽花の花びらの一つ一つにこんぺいとうを乗せて、お出ししたい。 
 懸案だった「最上川舟歌」、なんとか音が聴き取れた。地元の船頭さんたちが歌うにはこぶしがまわりまくり、笛の先生の演奏にも、そのこぶし並みの飾り音が入りたおしていて、とてもじゃないが楽譜には書き表わせない。つまり楽譜は無い、に等しい。ゆえにひたすら聴いて聴いて、聴こえたように指打ちを入れて吹いてみる、という作業を繰り返す。これでなんとか一曲分つながったような気がするが、単なる気のせいのような気もする。