京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

高校生伝統文化フェス

 今日は京都で高校駅伝があったが、同時に高校生伝統文化フェスティバルも催された。会場は昨年同様コンサートホールだったが、やはり郷土芸能は、その土地土地、例えば田畑の中とか浜辺とか、鎮守の森などの自然の中で生で観たいとの思いを強くした。マイクもライトもいらん。地元の人たちがすぐそこで見て声をかけてくる、先祖の霊がそこいらへんから見守っている。風と木霊と朝陽や月光が、ただそこに居てくれる。そのことに高校生が気づこうが気づくまいが、一生涯、いや何世代にも渡って心身に沁みいってくるなにかが、確かにある。