京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

横笛会(ようじょうかい) 原彰宏教室発表会

 意外と舞い上がらずに淡々と吹けた。いや、舞い上がろうにも10分を超える曲となると最後までもたへんことが予測されるので、セーブモードで吹くしかなかったのだ。しかし能舞台上での緊張の中、セーブモードにする余裕が出てきたことは上達に値することだと我ながら喜んでいる。今回は出張明けということもあり多少お疲れ気味で、怪我の功名っぽい一面もあるので、今後はどのような環境・条件下でも他人が聴いていようが誰も聴いていまいが、狙って淡々と吹くことを目標に稽古を続けようと思う。
 ところで、今年は円満院さんの開運そばはお客さんで満員だったので、隣の三井寺の長寿そばにした。これも美味しくて気をよくして会場に戻ると、「もぉ、どこ行ってたんやな〜、リハーサルの順番早よなったし、探し回ってたんやで!」と叱られた。「ゴメン、長寿そば食べに行ってた〜」と謝ると、「・・・本番直前に(呆れる)余裕やな、、、アンタ、絶対、長生きするわ!」やと。長寿そばだけに、、なかなか上手いこと言わはる。


*以下は案内文です。
5月21日(日)午後1時開演  
大津市伝統芸能会館・能楽ホール (京阪石山坂本線別所駅徒歩5分)
演奏曲 さくら、青葉の笛、末広狩、最上川舟唄、津軽山唄、 他

こみちは多分3時過ぎ頃に「津軽山唄による幻想」を独奏します。
山科疎水から会館隣の三井寺まで続く木々の青葉が萌え〜ているはずです。それと会館の裏手にある円満院門跡勅使門横の蕎麦屋さんの開運蕎麦が美味しい。わたくしは毎年リハーサルを抜け出して食べてまーす。ぜひ散歩がてらおこしやしておくれやっしゃ。