京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

嵯峨野六斎

 阿弥陀寺さんの地蔵盆行事・嵯峨野六斎念仏を観に。いつもながら結願の、講員全員が揃って数種類の太鼓をたたかれる拍子は、原始のアフリカのサバンナを思い起こさせてくれる。腹の底に響く。ライブでないと感じることができない音波、空気の振動。途中遭った夕立ちがお堂の屋根を打つ音と振動と太鼓の音と振動が相まって、神聖な空気。
 練習して技術が上がるという事と、稽古を重ねて身につくという事の違いを考えている。欧米文化と日本文化の違いについても考える所が多い。敗戦で、生活様式が激変し文化的・精神的侵略を受けたのかも、とか。