京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

大文字送り火

3年ぶりに全ての火床に火が点けられた。
お蔭さんで、ご先祖さんは機嫌よう彼岸に還っていかはった。
南〜無〜
 
それにしても、点火の1時間くらい前から突然の雷雨で一時はどうなることかと思った。
しかし点火の直前には見事に雷雨が止み、五山とも夜空に炎の文字が浮かび上がった。
そしてご先祖さんを見送った後、火が消えていくタイミングでまた激しい雷雨が!
終わってみれば、丁度送り火の時間帯だけ雷雨が止んで空が落ち着いたわけや。
まるで人間の力と宇宙の力が呼応するかのようなこの間(ま)のよさ。
3年ぶりでなんとしてでもという想いや労力、ご先祖を想う気持ち、、、これぞ人間の念力。
自然の法則は美事で、ほんまに畏れ入りました。