京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

芸の秋

 この三連休は芸能漬けとなった。昨夕は上七軒の踊りの寿会を観覧。同行した母は、舞妓ちゃんの華やかな踊りを二番程観ると「性に合わへん」とつぶやき、昼間に参加していた区民運動会の疲れもあってか、眠りに落ちていた。わたくしは主にお囃子の笛の音に耳を澄ませつつ、踊っている芸妓さん舞妓ちゃんの身体の使い方を観察していた。ここでも、多分70歳代とお見受けする芸妓さんが一人で踊りを披露され、囃子方にも70台、いやもしかしたら80台?と思われる三味線さん等が演奏されていた。尊敬するワ。
 今日は、発表会を前にして場慣れするために笛吹き大会を催した。参加した団塊の世代の笛友おねえさまたちは、人前で笛を吹いている時はやけに固まっているが、終わってからの茶話会では大声で喋り腹を抱えて笑っている。その調子で腹で呼吸をし、笑い声が笛の音に変わればいいだけやで。