京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

敬老演奏

 長寿のお祝いにデイサービスでのしの笛演奏(伴奏)と獅子舞。ほとんどの方が90代だが「あんたはん、5,6年前から毎年来てくれたはりますなぁ」と、40代のわたくしでも忘れているような事をしっかり憶えておられて、歌声も達者だ。また、わたくしが読めない漢字が多用されている歌詞カードも、歌う前からすらすら読んで、歌う直前に「なかなかええことが書いたありますな」などと感想を述べてくれるので、もう笑えて笑えて吹き出しならぬ、噴き出してしまう。おまけに一緒に笛を吹きに行った60代の笛友は、「ゆりかごの唄」(子守唄)を吹き終え「吹きながら寝てしまいました」などと寝言?を言うので、もう降参である。一方、「赤とんぼ」では、数少ない男性陣が「昔、二枚羽の飛行機が飛んでて、それを赤とんぼ、と呼んでましたんやで」と教えてくれたり、「子どもの頃は、桑の実をよう食べた」など思い出話もはずみ、楽しい時間だった。