京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

輝く思い出

 しんみりする話だが、実は新卒で勤めた京都YMCA幼児体育教室部門は、今はもう、無い。ここも少子化の煽りを受けたのだろうか。わたくしがたった2年でここを退職したのも、こういったことに対する先見の明があったわけでは全く無いので、今はただたださみしい限り。
 20年前に毎日通った今出川のセンター(建物)自体も、数ヶ月前に跡形もなくなってしまった。夏の間通った玄武公園のプールも、公園の改修とともに姿を消した。しかし陽灼け跡のシミは消えない・・・。いや、そんなことでしんみりしているわけではなくてやね、Yやプールの跡地を目にする度に、我が身が削られるような、、、そして胸にキュと痛みが走る。
 しかし、このYの幼体での様々な経験や思い出は、あまりにも楽しく輝いている。そして真面目な遊び人として今や立派に成長したわたくしの根幹となっていることに、色んな場面でハッと気付かされる。気付いて、そしてよかったーと嬉しい気持ちがこみ上げてくる。
 
 経験や思い出は、積み重なりつながり合うばかりで、決して消えない。