京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

膝奏法

 立ちで演奏する際、緊張の余り膝をピーンとつっぱって固めたまま演奏していることが多いので、舞台に立ったらまず膝を緩めることを意識してから、吹き始めること。今日、自主稽古にみえた笛友にも試してもらったのだが、わざわざ膝を曲げたり伸ばしたりの動作をする必要もなく、走っているバスや電車に乗っている時に、よろけないように膝を使って立っている状況をただ思い浮かべてもらうだけで、結構膝が緩んで肩が下がり、全身の緊張もほぐれる様子。そうして吹くと即、音色と音の響きに影響した。わたくしの場合は今回吹く曲が「最上川舟歌」なので、ちょうど船頭さんをしている感じで吹くととても調子よく、乗り乗りで吹ける。ええ感じや。