3の女
前もって内容を説明すると、またビロウな話に逆戻りする。
事務所のフロアに一つある便器は、女性5人で使っている。わたくしが最年長で、あとは妙齢の美しい女性が4人。
唐突だが仮に便器備え付けのウォシュレットの水の勢いを、弱いほうから強いほうへ1,2,3,4,5と数値化しよう。
わたくしは、水勢1で洗っている。一番弱い水流である。何事を実行するのもこれで充分である。
しかし近頃、わたくしが洗おうとすると、水勢3になっていることが頻発している。試しにというか、初回は気づかずに3のまま洗ってしまったら、どエライ勢いの水流で痛くて痛くて、お尻が便器から10センチくらい飛び上がりそうになった。マイッタ。切れたかと思った。以来、ちゃんと確認後に水勢1に切り替えて使用している。しかし割りと3になっている事が多いので、3で使っている人をわたくしの心の中だけで密かに「3の女」と呼ぶことにし、用を足す毎に1に切り替えて、3の女とのバトルを繰り広げて楽しんでいる。
3の女に告ぐ。切れ痔に注意せよ。