京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

府立図書館

 
 昼前頃から、雪がちらついてきた。
 発作的にというより、なんだかときめくので、フードをかぶって岡崎に向かって歩いていたら、どんどん降ってきたので、図書館へ駆け込んだ。

 夜といっても6時半頃、笛の稽古に行く途中、ふと呼ばれたような気がして頭をあげると、特大サイズの月が目の前にいた。この月を見て、ときめく訳がわかった。ほぼ満月。穏やかなエネルギーを放っている。ハイテンションでもなくローテンションでもなく、平穏なエネルギーが静かなときめきをくれる。
 この分だと笛も穏やかに吹けそう、と思っていざ個人の課題曲『木曽節』を吹いてみると、先生のコメントは「なんだか、滑稽(こっけい)な感じ」だと!まぁそれには理由があって、楽譜通りに暗譜しておらず、四分音符に付点をつけてリズムをとっていた箇所があったからやけど。チャッカチャッカしたリズムになっていた、らしい。それに、穿いていた毛糸のスパッツがピエロっぽい模様だったのも一因かもしれない。それにしても民謡で滑稽とは、不本意だった。しかし、あまりにも的をついているコメントなので感心する。