京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

耳圧

 先日来、耳がボーンとしたまま元に戻らない。今のところ閉塞感があるだけで、痛くも痒くもないし、音の聞こえも普段と変わらないのだが、万一中耳炎になって痛い目にあうのは嫌なので、耳鼻科へ行った。耳の中に入れたカメラの映像で見ると、耳の通り道にも鼓膜にも炎症は無く、水が貯まっていることも無かった。念のためということで受けた聴力検査にも全く問題無し。そんなわけで、鼻から耳に空気を通したのと鼻の奥に薬を塗って吸入を受けたくらいで、薬も無かった。「ちょっと様子見て、1週間くらいしても治らなかったらまた来て」とのことだった。
 原因を分析してみるに、2週間ほど前、お囃子の高い音が出ぇへんもんやから3時間くらいアホみたいに力づくで吹き散らかして、鼓膜に高圧がかかった、と思われる。お医者はんには聞かれへんかったし、黙ってたけど。とにかく何をするにしても、力づくは身体によくないということを体感した。力づくの実感を伴うと、苦労した感とか一生懸命頑張った感とか鍛えた感なども得られるから安易に力に頼りがちだが、実は的外れの練習方法だ。