京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

おしつけ奏法

 ふとした拍子に、やり過ぎかと思うほど、管(笛)を唇にぎゅーっと押し付けて吹いてみたら、ひ、響く・・・。歯にまで振動が伝わる。そして音程が低めの音域で安定したような気がするし、コントロールし易くなった。今までも人差し指の付け根付近で押し付けていたつもりだったのだが、筆持ちが災いしてか、どうやら管を持ち上げていただけだったらしい。そういえば、先生も「こみちさんは左右の肘の高さがあまり変わらないのが特長ですね。筆持ちの人は左が上がるのが一般的だけど」とコメントをくれていたではないか。ダメとも違うとも直せとも言わず、特長という単語を使ってくれていたので、あ、そうですか、とすらっと聞き流していた。京都人に合わせてくれてかどうかわからないが、遠まわしに違和感を伝えてくれてはったんですね。おおきに、すんまへんどした。今日の今まで全然気ぃついてませんでした。