京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

足上げ練習法

 昨日の稽古で、昔クラブのトレーニングでよくやった、いわゆる足上げをしながら吹くという練習方法を習った。要はちょっとした腹筋運動をしながら吹くのである。これが見事にわたくしの身体にフィットし、吹きながら笑っちゃうくらいに楽で自然に演奏できるのである。まさしく、音を楽しむ余裕が生まれる、というか。もちろん腹筋はプルプルする位キツイのだが、なぜか呼吸が楽。どうやらお腹付近に適度に力が集まると、逆に上半身の力は抜けて、身体も笛もコントロールし易くなるらしい。吹いてないのに、勝手に息が流れ出てくるような感じ。気をよくして一っ囃子通して足上げで吹いたら、今日は足の付け根付近にみぃがいっている(筋肉痛)が。練習では椅子に座って足を前に伸ばすか、畳に長座して体幹を少し後ろに倒した状態で演っているが、実際の舞台でこの体勢で演奏するわけにはいかない。正座かもしくは立ちで演奏する時にもこの身体の感覚が保てるようになるまで、繰り返しやって身につけるしかない。