京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

山唄

 秋の発表会、無事終了!毎回思うが、終わったらこっちのもんや、ハハハ、という心境である。今日独奏した「津軽山唄」は今まで演った中で一番長い曲だったにもかかわらず、ほとんど緊張せずノリノリで吹けた。民謡でノリノリというのも妙な感じだが、西洋の民謡とは似て非なる、日本の民謡、山唄独特のノリとか拍子とか間(ま)が確かにある。どうやらわたくしはそのて(種類)のノリに向いているらしい。山唄(山の神さんへのお供え唄や祝い唄のこと)だけに、ここにきて、山ガールだった頃の道と中年になって始めた笛の道が、一本にすーっとつながったような気がする。今後は、山や森の中や渓流のそばで笛を吹いていきたい、という思いを強くした。


以下は、案内文です。
♪ 京都横笛会(ようじょうかい)発表会
10月12日(日) 午後12時半開場、1時開演
町家・古武(ふるたけ):上京区今出川大宮上ル
原教室の生徒が日頃の稽古の成果を発揮します。
獅子舞も出ます。
こみちは「もののけ姫」と「津軽山唄」をソロで吹きます。
他「荒城の月」「アニーローリー」の助っ人二重奏、獅子舞は鉦方で囃します。