京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

梅園で篠笛演奏

 園部の天神さんの梅花祭にお参りし、そのまま梅園内の絵馬堂で、しの笛を演奏させてもらった。屋外でこれほど長い間(2時間程)演奏するのは初めてだが、音の通りが良く、ものすごく気持ちよかった〜!楽しかった〜!前々日からの雨が残り、一時はみぞれまじりか?という冷たい空気の中、途中お茶席に退避してお菓子とお薄を頂いたりもしながら、思う存分レパートリーの限りを吹き尽くして堪能した。わたくしは暑いと頭がノボセて息がしにくいので、この冷たい空気と時折差す日の光のポカポカ具合が好条件だった。それにしてもさすが天神さんゆえ、たいへん笛の勉強(稽古)になった。ありがたし。
 幸いな事にちょっとは場のにぎやかしになったようで、参詣者にも「いいですね〜」と話しかけてもらえたり、後ろのベンチに座った女性たちが、♪ふーんふふふふふふふんふんふん「四季の歌」♪と鼻歌まじりでおしゃべりに興じていたり、幼稚園児の女の子が「あたちも吹きたい〜」と寄って来て一緒に吹いてみたりして、面白かった。
 ちなみに梅はまだまだ二部咲きくらいに見えたので、4月中頃まで楽しめるのではなかろうか?例年だと散り始めに梅花祭のタイミングだそうなので、今年はほんとうにゆっくりモードだ。
 次回は5月1日の春祭りに、境内の神楽殿で奉納をさせていただきます。清冽な神気と素朴な温かさが調和する生身天満宮へ、ぜひお詣りください。