京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

暗譜への道程

 やっと譜面を見ながらなら、つっかえずに吹けるようになってきた。7月から始まる合同稽古までに1曲暗譜したいと思っているが、果たして間に合うか・・・。いや、笛方が一人なら完璧に暗譜が必要だが、何人かで吹くから、完璧じゃなくてもまぁよし、として、別の曲もある程度吹けるようにしておくほうが戦力になるか。1曲9割か、2曲7割か。そんな計算してる暇があったらとにかく稽古した方が良いのではなかろうか。
 それにしてもこの迷路のような曲の譜面を作ってくれた囃子仲間と、本番の演奏を録音した曲をダビングしてくれた囃子仲間には、大感謝だ。これらがなければ、暗譜なんて残りの生涯かけてもとうていできないだろう。そう考えると、これらの曲を口伝で演奏してきたご先祖さんたちは、身体も頭もどんだけ賢く粘り強かったのだろう。尊敬する。