京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

笛の合宿

 二日間の笛の合宿に参加。合宿といっても、わたくしの場合は通い。結果的には合宿所で寝なくて正解だった。なぜなら、合宿所は山を切り開いた所にあり、周囲は竹やぶやちょっとした林に囲まれているので、なんと、就寝中にムカデが出た!とのこと。ムカデに襲われた笛仲間には気の毒なことだったが、セーフ、と思ってしまった。
 今回音を出すまでの過程をじっくり復習し直したことで、自分がどういう音を出したいのかが、はっきりしてきた。曲の解釈とか表現云々とか演奏で人を喜ばせたいとかよりも、要は、空気の響き、振動を生み出したい、自身の身体全体を気持ちよーく響かせたいというだけなのだ。つまり自分のことしか考えちゃいない、ということが明らかになった。そうたいそうなこととちゃうし。