京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

高砂稽古

[rakuten:bookfan:11505878:image] 能楽大連吟
 高砂の初稽古。譜面を読むのが苦手なので、ひたすら先生(能楽師)が謡っている姿を見て聴いて、その後について謡う。門前の小僧ならぬ門前のおばちゃんである。西洋の合唱とは別物で、あまり口を大きく開けず、表情も変わらない。感情をこめている感じも全然無いが、その声が放つ圧力は強烈だ。肝にビシビシと届く。真似て謡っていると、自然と腹(内臓)が活発に動いている。一方で気持ちは落ち着く。